Open the door Company

 起業準備中の会社です。

 以前は金融業界で充実した毎日を過ごしておりました。
ゆっくりとした旅をする時間など取れるはずもありませんでしたが、勉強すればするほど面白くなる金融のお仕事が趣味と言える毎日でした。その中でも営業のお仕事が一番楽しいお仕事でした。

 退職して初めて、白紙の今後という自由な時間を頂戴しました。
有難いことに社員として働かないかと誘って頂くこともありました。どちらにお世話になるにしても金融業界は卒業し、また営業に戻れるなら、一から創っていけるお仕事をしようと決めていました。

 そんな時、ある営業さんとの一期一会の出会いがありました。
「私はこれが好きで、食費を削ってでも買っていたの。だからこれを売る人になったの」
 そうお話してくれました。なるほど、自分が次に目指すのはこういう営業だと感じました。
 また、ちょうど同じ頃、以前からお世話になっている方々も起業を勧めて下さいました。

「食費を削ってでも欲しいもの」

 ほとんど縁のなかった言葉でした。
社員として受け身の立場であった頃からは、想像もつかない人生の分岐点。
思い切ったことをしてみたくなり、初めての一人旅に向かいました。道中、この言葉の意味を考え、これからたくさん食費を削る事になるだろう起業の意思を固めて帰って参りました。

 その後、多くの方々にお世話になり、新しい世界をお勉強させて頂けるたくさんのチャンスも頂戴し、やっとこのような御挨拶ができる所まで参りました。
 今後は日本文化を通じて、人とのつながりを創っていくお仕事をさせて頂く所存です。
成功したと言えるまで、まだまだ先は長いものの、一歩一歩進んでいる幸せに大きな喜びを感じる毎日です。
お力を与えて下さる皆様方のお陰で、明るく楽しい未来を頂戴しております。この幸せに心より感謝申し上げます。
皆様方にふさわしい人間となれるよう精進して参ります。

 そしていつの日か、お世話になった皆様方の何かのお役に立てるよう頑張ります。
どうか今後共もよろしくお願いします。

2012年 初夏 
Open the door, M

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2012/5/25